HIMECAMEは姫路周辺地域密着で防犯カメラ導入設置をサポートするサロンです。
高品質の防犯を、低価格で『ひと』『もの』『まち』をまもるなら、当サロンにお任せください!
拠点と少しだけ離れた場所でのカメラ設置について
いつも当サロンブログをご覧いただきありがとうございます。
姫路の周辺で防犯カメラの販売、施工までサポートしているHIMECAMEと申します。
こんにちは、営業スタッフの佐藤です!
防犯カメラの増設や、やり直しを検討されていているお客様からのお問合せなどで
わりと多いお悩みが、PoEカメラの無線化です。
IPカメラ導入済みですが、有線LANが配置されておらず、
かつ電源だけは確保できるという状況の場合、参考にしていただけるのではないでしょうか!
拠点と少しだけ離れた場所とは?
前提として…
現状もしくは設置したいと思う環境に、
『IPカメラ』『レコーダー』の構成があることです。
また、レコーダーのある環境内(物理的に同じ場所)にカメラを設置する、もしくはしている状況で、
同じレコーダー内に録画できる無線カメラがあればとお悩みの場合は有効な手段かと思います!
具体的な方法
このような製品を使います。
屋外用のWi-fiのようなものと認識してもらって相違ないのですが、
このようなものの特徴は、長距離間でのWi-Fi環境作成をし通常のスマホのような端末ではWi-fiとして電波を表示しないサイレント設定もできるものになります。
詳しい方はよくご存知かと思いますが、
こういった製品群は、山あいや道路を跨ぐような状況で、同じネットワーク環境を構成したい場合に使われます。
HIMECAMEで関わった案件としては、
山間部にある園芸屋さん、川を挟んだ先にある施設の駐車場など、
本部ですでにカメラとレコーダーが導入されていて、追加カメラのご要望があり取り付けいたしました。
本部というか拠点にカメラなどなく、離れた場所に単体のカメラ環境が欲しいだけなら、
その場所にカメラ+レコーダーを設置すれば良いだけですし、何ならクラウド保存であればレコーダーすら必要ありませんからね。
ざっと構成のイメージを描いてみました。
見てもらうとわかるように、
PoE配線がメインの構成のなかに、擬似的に無線を取り入れて、レコーダーにカメラがあると認識させるわけです。
無線の先に何台カメラを取り付けるかによって、PoEハブの有無などの構成は多少変動しますが、
これにより少し離れた位置でも同じ環境内として、防犯カメラの設置が実現できます。
メリットとデメリットについては?
もちろん、このような構成で設置・施工するにはメリットとデメリットが存在します。
ざっと考えてみたので、羅列してみます。
メリット
・インターネット別回線を用意することなく無線通信で完結できる
・LAN配線工事が不要になる(地中配線やポール建立などの費用削減ができる)
・既存レコーダーや環境に増設で対応できる
・電源確保のみで環境がつくれる
・炎天下や大雨でも安定した通信ができるスペックの製品が充実している
デメリット
・通常よりやや煩雑な構成になる
・屋内環境と屋外環境で対になり設置するので少なくと2個本体を買う必要があり費用高になりやすい
・設置現場によっては障害物などにより通信が不安定になることがある
参考製品について
離れた環境やLAN配線が難しい場所でのカメラ設置について、ざっと構成を書いてみましたが、
実際の導入時にはどんな製品があるのか一例を挙げてみます。
◾️TP-Link CPE710
本記事で紹介した、当サロンで実績のある製品です。
他のブロガーさんの記事によれば800mの長距離での高速通信に成功している物品なので、
それこそ川を跨ぐなどは簡単なのでしょう。
◾️TP-Link CPE510
先ほどのCPE710の下位機種です。
実際の使用感でいくと40m間での通信でも十分可能であり、上位機種とは通信したい距離感で選ぶとよいかもしれません。
見た目もスッキリしているので、広い住宅やマンションのゴミステーションなど、絶妙な距離感の場合よいと感じます。
まとめ
今回は、防犯カメラ設置によくあるお問い合わせとして、
既設環境に追加や増設として、無線でカメラを取り付けたいというご要望の方の参考にしていただければと思います!
もちろん、場合によっては別の対応策も柔軟に提案することができますので、
本構成が気になる、もしくは検討中の場合は一度HIMECAMEへお問い合わせしてみてください。
それでは。
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