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【ONVIF規格】カメラ本体とレコーダーを別メーカーで対応できるのか
いつも当サロンブログをご覧いただきありがとうございます。
姫路の周辺で防犯カメラの販売、施工までサポートしているHIMECAMEと申します。
こんにちは、営業スタッフの佐藤です!
今回も防犯カメラの取り付けに関して、ご相談の多い案件について少しだけ紹介したいと思います。
早速書いてみたいと思います。
防犯カメラ本体とレコーダーは別メーカーでも機能するのか
ということでございます。
新たに防犯カメラを導入しようとしているお客様の場合、
基本的にはカメラとレコーダーは同メーカーでお考えになることが多いし、
当サロンとしてももちろん同メーカーを推奨させていただきます。
しかし、以下のような場合は別メーカーでのご検討も視野に入れないといけません。
- カメラもしくはレコーダーの故障
- カメラの増設
- 欲しい機能が別メーカーにしかない
他にも思いつくのですがざっと取り上げてみました。
これらへの対応としてどうしても別メーカーや別製品群になってしまうときの参考にしていただきたいのが、レコーダーのONVIF規格というものです。
ONVIF規格とは
ONVIFは、ネットワークカメラやレコーダーなど、異なるメーカーの機器同士の互換性を高めるために作られた国際的な規格です。この規格に準拠している機器同士であれば、別メーカーであっても基本的な操作から連携までが可能です。
現状設置されているレコーダーなどがこの規格に適応しているかどうかで別製品のカメラが取り付けられるかを判断するといいでしょう。
ONVIF規格のメリット
ONVIF対応のカメラとレコーダーを組み合わせることで、以下のメリットがあります。
- 別メーカーでの機器選定:使用したい機能や予算に応じて、カメラやレコーダーのメーカーを各自選定できる
- 国際規格であること:長期的に見てこの規格製品を使用していることで、新しい機器を導入の導入や柔軟な買い換えが可能になる現在の製品群を見てもデメリットはほとんど無いのではないでしょうか。
カメラ本体とレコーダーの相性問題
ONVIFに対応していないカメラとレコーダーを組み合わせると、互換性に問題が生じる可能性があります。可能性といいますのも、厳密には対応していない製品同士でも繋がること自体は珍しくないからです。
ただしご注意いただきたいのが、単純に接続できるのと、機能的に活用できるかは異なるということ。具体的には以下の点で相性の問題が発生することがままあります。
- 映像の録画ができない:映像出力はできており、モニターで画面は写っているが、録画が正常に行われない
- 機能の制限:モーション検知機能やリモートアクセスなどの高度な機能が使えない場合がある
せっかく検討の結果いいカメラを購入したとしても目的にあった使い方ができない場合があるということですね。
ONVIF対応製品の選び方
惑わすようで恐縮なのですが、ONVIF対応と謳っている製品でも、すべての機能が互換性を持つわけではありません。
導入する前には以下を確認することが重要です。
- 対応プロファイル:カメラとレコーダーが同じプロファイルに対応しているか(ビデオストリーミングに対応するProfile S、録画データの管理や検索に対応するProfile G、H.265コーデックなど(要は高画質など)をサポートするProfile Tなど)
- メーカー間の実績:当サロンでの実績や必要であれば検証も実施しますが、こればっかりはユーザー間での実績共有をするしかないような状況ですね。。
ONVIF規格の活用例
前項では、ざっとONVIF規格というものに触れてみましたが、
前述したパターン3つでの活用例を深掘りしてみたいと思います。
1 カメラもしくはレコーダーの故障
よくあるパターン堂々の一位と思っていますこちら、よくAmazonなどの通販でカメラとレコーダーセット販売になっているようなものがあると思います。
こんなイメージですね。
メーカーや製品によってさまざまなセットが組まれ、非常にお得な商品ではあるので、初期費用を抑えたいユーザーにとっては大変良い選択だと思います。(もちろん設定と取付だけでも請負可能です笑)
ただし、気にしておかなければいけないのが、カメラやレコーダー単体が故障などして別の製品を取り付けないといけない場合、このようなセット製品だとONVIF対応していないことが結構あります!
つまり、ONVIF対応していないがために単体で買い替えることができない場合があり、全てセットで買い直し配線以外は最初からやり直しなんてこともありえます。
ご自身で購入をされる前に一度、有識者にご相談いただいてもいいかもしれませんね。
2 カメラの増設
防犯カメラを導入し、ある程度期間が経過すると、どうしても死角があることが気になり増設を検討するケースも多々みられます。
この場合、当初設置している物件と同じものを増設するのであればさほど問題にならないような気もするのですが、廃盤になっっていたり、別メーカーのものでいいから安いカメラユニットを取り付けたいというような柔軟なカメラ選定を阻みます。
また、死角になっているスペースで有線での環境が作れないといったケースには、現状カメラ環境に一部無線環境を構築することで対応できる場合もありますので、以下の記事を参考にしてみてください。
3 欲しい機能が別メーカーにしかない
設置しているカメラ本体を別の高機能なものへアップグレードしたいといった場合、現状設置しているメーカーより優れている機能を持っている別のメーカー個体があることはよくある話です。暗視機能や人体検知、サーモ機能などメーカーにより多少得意不得意があるのも事実です。
別メーカーでの選定をすることはすなわち、ONVIF規格を有している物件を選定しておくことが前提条件であると言えます。
まとめ
防犯カメラ設置をするうえでよくある注意点と言いますか、よくある相談として、カメラとレコーダーの相性であるONVIF規格について触れてみました。
防犯カメラとレコーダーを選ぶ際には、ONVIF規格に対応しているかを確認することで、互換性や将来的な拡張性が期待できるでしょう。とくに、ONVIFプロファイルの理解と適切な機器の選定が、防犯カメラシステムの安定した運用に繋がり、目的に沿った検討ができるのではないでしょうか。
ご不明点や相談があればチャットなどでもお気軽に相談してみてください!
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